米大リーグでは母の日の5月13日(日本時間5月14日)に乳がん検診を啓発するピンクリボン運動にちなみ選手一人ひとりがピンク色を身に着けて練習や試合を行う「HAPPY MOTHER’S DAY」が開催される。これに合わせ、アシックスジャパンは契約しているダルビッシュ有と大谷翔平に「ピンク色」の野球道具を作製。ダルビッシュ有にはランニングシューズとスパイク、大谷翔平にはバット、バッティング用手袋、ランニングシューズを提供したことを5月11日、発表した。
大谷翔平に提供されたバットとバッティング用手袋

ダルビッシュ有に提供されたランニングシューズ

毎年この日は、ユニフォーム、キャップ、ソックスなども母の日仕様で球場が「ピンク色」に染まる。選手の中には花柄のアームスリーブをつけたり、主審も「ピンク色」の防具を身にまとったりと、見た目にも非常に華やかな試合を見ることができる。さらに、ヘアサロンや記念撮影できるブースを設営するスタジアムもあり、選手だけではなく、ファンにとっても「お母さんへの感謝」で一色の日になる。
昨年のエンジェルスのMother’s Day の様子
先日インフルエンザによるDL入りが発表されたダルビッシュ有は14日(日本時間15日)に復帰予定のため、今年の母の日の試合は残念ながらおあずけになりそうだ。
一方、6日(日本時間7日)のマリナーズ戦に登板し、3勝目をあげた大谷翔平の次の登板は、マイク・ソーシア監督によると決定ではないが、13日のツインズ戦(日本時間14日)に予定されているという。大谷が登板することになれば、「ピンク色」のユニフォームを着た特別な試合で投げることになる。例えピッチャーとして登板しなくとも、指名打者か代打ならアシックスから提供されている「ピンク色」のバットと手袋で打席に立つ大谷を見ることができる。さらに、昨年のエンジェルスのInstagramには選手からお母さんへのメッセージ動画が公開された。大谷が登場すれば一年に一度だけの特別な「ショー・タイム」になるだろう。
ちなみに来月の父の日は水色のギアをまとった選手たちがプレーする予定。ファン必見のレアな試合は見逃せない。
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