NHKは10日に定例会見を行い、TOKIOの元メンバー・山口達也(46)が司会を務めていたEテレ『Rの法則』の打ち切りを巡り、損害賠償請求を検討していることを明らかにした。
 『Rの法則』は中高生が興味のある話題についてトークを行う番組。司会を務めていた山口は同番組に出演していた女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予処分になっている。
 番組の打ち切りについてNHKの上田良一会長(68)は「番組の司会者がこうした状況に至ったことは大変遺憾と思っています。番組継続は難しいという結論になりました。ご理解いただきたいと思います」とコメント。関係者によると同番組は制作費と出演料などで1本数百万円かかるとみられており、都内で行った400人規模のライブや複数の収録済みの企画が放送中止となり、お蔵入りになった。今回の不祥事における損害額は数千万円に上ると指摘されている。