乃木坂46メンバーが出演した映画「あさひなぐ」が5月16日にDVD / Blu-rayでリリース。これを記念して本日5月15日に東京・TOHOシネマズ日比谷にてスペシャルトークイベントが開催され、メンバーの西野七瀬、桜井玲香、松村沙友理が登場した。
「あさひなぐ」はこさぎ亜衣原作の同名漫画を、英勉監督が実写化させた長編映画。日本の伝統武道”なぎなた”に青春をかける女子高校を描いた青春物語で、イベントに参加した3名のほか、白石麻衣、生田絵梨花ら乃木坂46メンバーが揃って出演し話題を集めた。本日のイベントでは同映画のソフトに収録されたメイキングなどの特典映像を、集まったファンと共に大きなスクリーンで楽しんだ。
1本目に流されたのはなぎなた部顧問・小林先生を演じた中村倫也が劇中のセリフを忘れてアドリブ全開で挑んだ4分と少しのエアバーベキューのシーン。中村のアドリブに乗っかった西野がエア食事を行うシーンが流されると、客席からは大きな笑いが起こっていた。このシーンを振り返り西野は「完全に小林先生が回して。アドリブなんで、私たちはどうする事もできないというか(笑)。次は何を言うんだろうみたいな感じだった」と語る。演技中、必死に笑いを堪えていた桜井は「キャラ的に私と部長(伊藤万理華が演じた野上えり)と文乃(富田望生が演じた大倉文乃)はなんか乗るにも乗りきれないし、眉間にシワを寄せる系の演技をやっちゃったもんだから、笑いを本当に誤魔化せなくなっちゃって(笑)。文乃が先に撃沈して震えだした辺りからもうダメでしたね。つられちゃって」と当時の心情を吐露した。続けて松村は「ほんまにあれアドリブ過ぎて、私たちも乗っていいのか、乗っちゃダメなアドリブなのかが解らなくて。(セリフを)忘れてはるっていうのを(映像を観て)最後の最後に気づきました」と笑った。
続けてスクリーンに流されたのは、各シーン毎に出演者が映画の撮影で使用される”カチンコ”ことロールナンバーを使ったオフショットのダイジェスト映像。5分弱のVTRを見て、桜井は「しんみりしちゃいました…」とポツリ。西野は「実際もっとこれに使われるより撮ってたよね。『誰々が持ってください』とか細かく演出を助監督の方が決めて」と撮影時の舞台裏を明かすと、桜井が「結構こだわってたんですよ。全シーンやってました」と続けた。
ここで明日16日に24歳の誕生日を迎える桜井を祝うサプライズ演出が。会場内にバースディソングが流れると、ステージ横から大きなケーキが登場。これに桜井は「全然忘れてた! 本当にびっくりした! 本当にありがとうございます。うれしい」と驚いた様子で話した後で、客席に向け「すいません、付き合わせてしまって。うれしかったです。ありがとうございます」と感謝を述べた。
最後に西野が「短い時間でしたが、みなさんありがとうございました。映像を楽しんで頂けたらうれしいです。まだDVD買ってないなって方はぜひ。今日観た以外にも特典映像が詰まってますので、ご覧になってもらったらうれしいです」とアピールして、この日のイベントを締めくくった。