11日に行われた対ヤクルト6回戦の7回表、ヤクルト攻撃の場面で横浜DeNAのやや稚拙な守備が「思わぬ負の連鎖」を演出した。
この日は9安打を放ちながらも3得点とチグハグな攻撃が目立ち、チームは3－7で敗北。さらに借金生活に逆戻りするなど、泣きっ面に蜂でフラストレーションが溜まる展開だっただけに、AbemaTVで観戦していた横浜DeNAファンからは「今日は珍プレー劇場だな」と、恨み節まで聞かれる始末となった。
7回表ヤクルトの攻撃、先頭打者は2番西浦。西浦の放った当たりは、名手であるショート大和の元へ。難なくゴロをさばいた大和だったが、送球が逸れてボールは一塁側のファールグランドを転々とした。
本塁からカバーリングに走っていたキャッチャー・嶺井が素早く拾い上げ、ロペスに返球。のはずが、ボールは一塁ベースコーチを務めるヤクルト・土橋勝征コーチの右頬を直撃した。
その後、横浜DeNAのピッチャー・三嶋は3番青木、4番バレンティンを打ち取って2アウトまでこぎつけるも、続く坂口にライトへのタイムリーツーベースを浴びて1－4に。結果的には、土橋コーチにとっても、横浜DeNAにとっても辛い両者“痛み分け”の珍プレー劇場となった。
(C)AbemaTV
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