5月12日に行われている横浜DeNA対ヤクルトの7回戦で、横浜DeNAのロペス内野手(34)がまたしても「打ち直し弾」となる10号3ランを放った。その勢いに乗じて宮崎敏郎内野手(29)も4号ソロホームラン。2者連続弾で今季初登板先発の浜口を力強く援護した。

デジャブのような一発がハマスタのレフトスタンドに突き刺さった。5月9日の試合で、世にも珍しいリプレー検証が入る大ファールからの次の球をホームランという“2球連続弾”を放っていたロペスが、この試合でも見事な「打ち直し」を見せた。2回の第1打席で特大のファールを放つと、AbemaTVの視聴者からは「打ち直しフラグか?」と期待の声があがっていた。その打席は三振に倒れたが、フラグの回収は4回の第2打席だった。
無死一、三塁のチャンスで打席に立つと、フルスイングした打球は高々と舞い上がりレフトスタンド中段へ。この短期間で2度目となるロペスの「打ち直し弾」で一挙に同点に追いつくと、続く宮崎の当たりも勢いと強風に乗って右中間スタンドへ。一発攻勢で勝ち越し、先発・浜口の「ハマスタ無敗記録」を後押しした。

