法大野球部OBでプロ通算2038安打、コーチとしてもイチローらを育てた新井宏昌氏(66)が、広島のコーチ時代の教え子・丸について「四球と同じくらい三振するのが不思議」と首をひねった。

 新井氏は5月13日、AbemaTVの東京六大学野球 2018春季リーグ戦の中継に解説で登場。自ら名球界入りする2000安打を記録し、引退後はコーチとしてオリックス時代にイチローを育てたことで知られるが、2013年から3年間は広島で丸、田中、菊池らを育てた。

 かつての教え子の中でも日本を代表する打者に成長した丸だが、いまだに分からないのが三振数の多さだという。数々の打者を見てきた新井氏だが「丸は素晴らしい出塁率なんですが、四球と同じくらい三振すると思うんですよ。それがいまだに不思議で。3割のアベレージがあって、四球を100個取って、100三振する」ことが腑に落ちないようだ。

 実際、新井氏が指導していた2014年には打率.310をマークし、四球をリーグトップの100個選びながら、95三振。昨シーズンも打率.308の中、83個の四球で、113三振している。この謎現象にアリゾナダイヤモンドバックス顧問を務める元スカウトの小島圭市氏(49)も「不思議ですね。ちょっと見てみようと思います。三振が減った時に、どこに数字が乗るかですね」と興味津々だった。

(C)AbemaTV

▶5/14 10:45~ 東京六大学野球 2018春季リーグ戦 第5週3日目(立大-明大)

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