NHK大河ドラマ『西郷どん』で主演を務める俳優の鈴木亮平(35)が13日にブログを更新。同日に放送した同ドラマの島編に対して「今日は朝から緊張していました。皆さんに、今日から始まるこの島編をどう受け取っていただけるのか…」と心境を明かした。

鈴木亮平公式ブログより

 同ドラマは、薩摩藩の下級武士の長男に生まれ、2度の島流し、3度の結婚を経験し、幕末志士の一人として「勇気と実行力」で時代を切り開いた男。明治維新の立役者でありながら、最期は新政府との戦いに散った西郷隆盛の生涯を描く。鈴木は、西郷隆盛の18歳から死没する49歳までを演じる。

 第十八回(5月13日放送)の副題は「流人 菊池源吾」。冬の錦江湾に身を投げた吉之助(鈴木亮平)は奇跡的に生き返るが、藩命により菊池源吾という名でひそかに奄美大島に流される。龍家の当主・龍佐民(柄本明)の世話になるが、吉之助の気持ちはささくれ、島人たちを容易に近づけない。しかし、島人たちは驚くほど貧しい暮らしをしていた。島人たちが薩摩の過酷な支配により黒糖作りを強いられていることを、吉之助は島の娘・とぅま(二階堂ふみ)から教えられる。

 放送後、「大和のフリムン(西郷どんこぼれ話18)」と題して更新しされたブログでは、「『西郷どん』第18回、先ほど放送が終了しました。いかがでしたでしょうか。」と綴ると、「今日は朝から緊張していました。皆さんに、今日から始まるこの島編をどう受け取っていただけるのか…」と奄美大島・沖永良部島が舞台となる島編がスタートしたの心境を明かした。

 続けて、当時、菊池源吾として生きていくことになった吉之助(鈴木)が大久保正助(瑛太)に送った「島の娘らの美しさには、京の女か、大坂の女がわずかに匹敵するばかり垢の化粧を一寸(3cm)ほどもして、手の甲から先には入墨をしている。あらよう(あらまぁ)」と書かれた手紙について「一見すると褒めているようですが」「このような皮肉を含め、この手紙には奄美の人々や島の風習への侮蔑的な表現が沢山見られます。」とコメント。

 さらに、2年後、正助へ送られた手紙に「不埒の次第にて、正月二日に男の子を授かりました。笑ってやってください。(中略)私はすっかり島人になりきっています」と書かれていたことについては、「この間、吉之助に何があったのか。本当のところは御本人にしか分かり得ません」とコメントするも、「その人生を演じさせていただく身としましては、島に残る記録や史実を参考に、西郷さんと愛加那さんへ最大限の敬意を込めて、精一杯演じさせていただいたつもりです。なぜなら、奄美大島と沖永良部島、西郷さんが人生の10分の1を過ごしたこの2つの島にこそ、西郷吉之助が後の「大西郷」になっていったルーツがあると感じているからです。」と吉之助や二階堂が演じる愛加那に対する思いなどを綴っている。

 最後は、「【おまけ】追悼・橋本左内殿。享年25才。」と綴り、クランクアップの日に橋本左内を演じた風間俊介がプレゼントしてくれたという西郷の家紋入り撮影現場用サンダルの写真を公開。「死の時まで、懐にはいつも橋本左内からの手紙を入れていたという逸話の残る西郷さん。僕もスタジオの撮影では、日々このサンダルをはいて、常に左内さんとともに西郷どんの人生を歩んでいます。それでは。」と締めくくっている。

鈴木亮平『大和のフリムン(西郷どんこぼれ話18)』
鈴木亮平『大和のフリムン(西郷どんこぼれ話18)』
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