格闘界のレジェンドファイターたちが次世代を担う選手を発掘する格闘リアリティ『格闘代理戦争 2ndシーズン』、今回は“MMA”ジャンルでしのぎを削り合う。
スタッフは「ものすごく強いヤツがいる」という元総合格闘家・大沢ケンジからの情報を聞きつけ、前田浩平のもとを訪ねる。前田は一見柔らかな物腰ながらも、IMMAFアマチュアMMAオセアニア選手権で日本人初の優勝という経歴を持つ“金の卵”だ。
前田は自身の推薦を取り付けるため、現RISEバンダム級王者でデビュー以降30戦無敗を誇る“神童”那須川天心が所属する<TEPPEN GYM>の門を叩く。そこには天心の父親で名トレーナーでもある弘幸氏が待ち構えていた。そして天心がRIZINの試合直前ということもあり、推薦するか否かの判断は弘幸氏にゆだねられることに。
ミット打ちでは弘幸氏に身体能力を評価された前田だったが、天心とのスパーではいい所がなく終始劣勢に。打撃をもらいっぱなしだった前田は「那須川選手のスピードがえげつない」と、その動きを「光みたい」と表現した。
しかし弘幸氏は「(格闘技で)どこでも行けるところまで行く」という前田のポテンシャルを評価し、推薦を「もちろんOK」と快諾。「誰の推薦選手が来るか分からないけど、負けさせないですよ」と豪語した。