リドリー・スコット監督の偉業 映画『ゲティ家の身代金』の役者降板から再撮影までの軌跡 2019/03/15 09:37 拡大する 世界一有名な誘拐事件が、巨匠リドリー・スコット監督の手により『ゲティ家の身代金』として映画化され、5月25日に日本公開となる。この度、セクハラ問題からのケビン・スペイシー降板、再撮影に至るまでの騒動をまとめた特別映像が解禁された。 同映画は1973年、日本をはじめ世界中を震撼させた誘拐事件を映画化。人質は『世界一の大富豪』であるアメリカ人石油王ジャン・ポール・ゲティの孫、ジョン・ポール・ゲティ三世。犯人はイタリア最大の犯罪組織。大富豪ゲティがその身代金の支払いを拒否したことでも有名で、日本の新聞、週刊誌でも大きく報道された。この事件の裏側で、誘拐犯と身代金を拒むゲティの間で戦い続けた人質の母親がいた。アビゲイル・ハリスは愛する息子の誘拐事件に直面し、ゲティに身代金の支払いの協力を求める。しかしそれを拒否された彼女は、息子の救出のため、誘拐犯に加えて、冷酷な大富豪に立ちはだかることに…。“一般家庭の母”はいかにこの2つの強敵に立ち向かったのか…。 続きを読む