5月18日(金)、シンガポールにてONE Championship『UNSTOPPABLE DREAMS』(AmebaTVで中継)が開催される。同大会では青木真也が、ロシアのラスル・ヤキャエフと対戦する。
試合の10日前、トレーニングのため南烏山にある<ロータス世田谷>にやってきた青木真也。スタッフがコンディションを尋ねると、「あれだね、この……昨日『格闘代理戦争』で茶番やってたからさ。『この野郎!!』ってヤツやってたからさ」と苦笑い。
『格闘代理戦争』(AmebaTV)では、青木が桜井“マッハ”速人が主宰する『マッハ祭2018』の試合後に控室を訪問して桜井に挑発を繰り返し、最終的にはもみ合いのケンカにまで発展するという“事件”が起きていた。
青木は「それやってて、翌日真面目に『青木さん今日どうですか?』って言われて、答えようないでしょ?」「人間の裏表出して俺が壊れたら、(AbemaTVのプロデューサーに)『お前責任取れんのか?』って言っといて」と注文した。
相変わらずの青木だったが、現在の心境を問われると「今自分ができることがどれだけあるんだ? 自分が何をやらなきゃいけないのか?」と常に自問自答しているとして「足りない足りないっていう“焦り”は常にある」と本音も明かす。
『RIZIN』を引き合いに出し、堀口恭司や那須川天心を「日本格闘技史上最高選手」と評した青木は、「この圧倒的というか、絶対的な才能を見せつけられたときに、自分が圧倒的なトップ、圧倒的な孤高のものになれるのか? なれないのか?」というせめぎあいがあると吐露。「時間がない、だからこそ頑張らなきゃって焦ってますよね」と打ち明けた。