20日、AbemaTV(アベマTV)で約1年ぶりとなる『虎の門』が放送された。今回はテレビ朝日で2001年4月から2008年9月まで放送された伝説の深夜バラエティー『虎の門』が、AbemaTVの『バラエティーステーションpresented by テレ朝』略して『バラステ』で復活。
番組は司会のいとうせいこうの「皆さん、お久しぶりです。虎の門が1年ぶりに帰って参りました!」という第一声でスタートし、勝俣州和は「観た人の反響が大きかったんですよ。世間がざわついていたので、定期的にやると聞いてビックリしました」と反響の大きさについて語った。
最初のコーナーは「なりすましLINE大喜利」。いとうせいこうは「我々の生活はSNSなしでは成り立たない。今回はLINEを使った大喜利に挑戦してもらいます。しかもちゃんとLINEに許可を取ってやっています」とコーナーについて紹介した。
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「なりすましLINE大喜利」 なりすまし“沢尻エリカ”の「別に…」でスタート!
「なりすましLINE大喜利」は8人の芸人といとうせいこうでLINEのグループを作り、大物芸能人になりすましてトークをするもの。なりすませていない人はグループから強制退会。最後まで残った人が優勝となり「なりすましLINE大喜利王」の称号が与えられる。
参加する8人の芸人は、次長課長の井上聡、麒麟の川島明、レイザーラモンRG、ダブルブッキングの川元文太、ハライチの岩井勇気、ラバーガールの大水洋介、Aマッソの加納愛子、四千頭身の後藤拓実という顔ぶれ。いとうせいこう、勝俣州和、MEGUMIの3人も、視聴者も誰が誰になりすましているのか分からない中、推理しながら楽しんでいく。
いとうせいこうが「今何してる?」とグループに投稿し、大喜利がスタート。8人が無言でスマートフォンに向かって打ち始める中、最初にグループに現れた“なりすまし”は“沢尻エリカ”。「別に…」と口火を切った。
その後も次々に有名人が登場。好評だったのは「レコーディング来たけど二時間誰も来ないよ」と嘆いた“田原俊彦”。続けて「あれ? 空手着着た子達がたくさん来たよ」「稽古が始まったよ」と書き込み、どうやらレコーディングとは程遠い状況の様子。
脱落者が出ない中、“田原俊彦”は「外出たら僕の車がないよ」「どこ?」と新たな展開をみせる。
勝俣、いとうせいこう、MEGUMIは“田原俊彦”を演じたダブルブッキング・川元を絶賛。MEGUMIは「トシちゃんは見事でしたね。毎回ぶっこんできて、毎回流れを変えるのはすばらしかったですね」と評価した。ダブルブッキング・川元は「最初に『レコーディングの場所を間違えた』と言っちゃったので大変でした……」と振り返った。
“北斗晶”を演じたハライチ・岩井は「僕はコストコでしか勝負してない」とコメント。長州力を演じた麒麟・川島が「LINEでおしゃべりを表現したかった」と感想を語ると、勝俣は「すげーしゃべるもんね!」と気に入った様子。上沼恵美子を演じていたAマッソ・加納は「文句だけ言っておこうと思った」と笑顔を見せた。
司会者のいとうせいこう、勝俣州和、MEGUMIの審議を経て見事「なりすましLINE大喜利王」に輝いたのは、“田原俊彦”などを演じたダブルブッキング・川元。優勝した川元について、MEGUMIは「私が好きだったのはトシちゃん」とコメント。勝俣も「口癖ではなく性格でいったよね。人間性があった」と高く評価した。
その他、Siriを使って英語力を試す「発音バトル“Hey Siri”」や「うんちく焼肉2018」の様子もAbemaビデオにて【一週間限定】で無料公開中だ。(※公開は2018年5月27日まで)