安倍政権が今国会でカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案の成立を目指す一方、カジノ解禁によるギャンブル依存症や治安の悪化が懸念されている。そんな中、6日放送のAbemaTVの『千原ジュニアのキング・オブ・ディベート』では、日本のギャンブルとカジノの課題について徹底討論した。
 日本に約320万人もいると言われるギャンブル依存症について、元経産官僚で「ギャンブル依存症問題を考える会」の政策アドバイザリーも務める宇佐美典也氏は「依存症対策にはPDCA(PLAN、DO、CHECK、ACTION)を回していく仕組みが必要だ。そのためには官僚や回復者支援を行う人たちが知恵を出し合って参加し合う枠組みを作らなければいけないし、その活動費はギャンブル業界から捻出してもらうことが重要だ」と話す。