
大相撲夏場所で注目を集めている前頭二枚目の阿炎(錣山)。その師匠でもある元関脇・寺尾の錣山親方が、21日に行われた大相撲夏場所九日目、AbemaTVに解説として登場。昨今の「阿炎フィーバー」について心境を語った。
阿炎といえば、六日目に横綱・白鵬を破る金星を挙げ、勝利後のインタビューでは「きのう誕生日だったお母さんに早く報告したいので帰っていいですか?」と言い放ち、相撲ファンを驚かせた。
そんな弟子について錣山親方は「(金星は)たまたまです。インタビューについても良い人は個性的と見てもらえますが、力士は静かであるべきと思っている方にとっては、さぞ異色に映るでしょうね。本人は気ままで良いが、預かっている師匠にはプレッシャーです」と率直な心境を明かした。
さらに阿炎の四股名について話が及ぶと「私の赤ちゃんの時からのニックネーム『ア ベイビー』にちなんで『アビ』となった。阿炎のご両親とお酒を飲みながら四股名の話をしていた時に、酔っ払った勢いで『アビでいいか』と言ったら、ご両親も即答で『それが良い』となった」と阿炎の四股名誕生の秘話を披露した。
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