国内史上最高額1億円を賭けたAbemaTVの人生逆転リアリティーショウ「リアルカイジGP」。5月20日放送回では栃木県某所で行われた第2R後半の模様が公開された。
応募総数3万5000人から500人にまで絞られた第2Rは「超圧迫ドロップ面接」。抽選で振り分けられたAからEの部屋にそれぞれ5人1組で入室し、1億円への熱意を面接官にアピールするのだが、部屋ごとにある「限定ルール」を破ると即失格、面接官の手元にあるボタンひとつで、文字通り奈落の底へと落とされる。ルールを守りつつ、いかにして面接官の心を響かせられるかが重要となるわけだ。面接官は俳優の小沢仁志・和義兄弟、タレントの武井壮、お笑い芸人のずん、原口あきまさなどが担当。E部屋は面接官の梅沢富美男に「1億円にふさわしくない」と判断されれば即落下となる正論地獄で、入室後に帽子を取らぬ者、私利私欲にまみれた者などは即失格を言い渡されていた。
そんなE部屋にひとりの男が入室した。キツメの首輪をしている55歳の男は、女王様AVを制作している男優兼任ドM社長。夢は「映画化不可能といわれた、沼正三の小説・家畜人ヤプーを自主制作したい」とのことだ。
「今までで一番辛かったことを教えてください」。梅沢に問われると、「12月に山の中で首から下を地面に埋められて凍傷になりかけたこと」と回答。それを聞いた梅沢から「あなたは運がいいと思いますか」と再度質問されると、「性癖から始めて会社にして20年、女王様業界のトップに立てた。運がいい」と真剣なまなざしで答えた。
笑顔で頷く梅沢。「合格です」。第2R通過の証であるタスキを渡されると、ドM社長は安堵の表情を浮かべた。埋められても蹴られても燃え続ける仕事への情熱が、梅沢の心を動かしたのであった。
ちなみに、E部屋には芸人・アントニーとのディープキスで東京第1Rを通過したセクシー女優の姿も。仕事への姿勢が高く評価され、見事に第3Rへの切符を手に入れた。
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