優勝賞金1億円を賭けたAbemaTVの人生逆転リアリティーショウ「リアルカイジGP」の東京・大阪第1Rでは、多くのドラマが生まれた。第2R後半の模様を公開した5月20日放送回に登場したカップルも、東京予選が出会い。「その場で婚姻届け」というムチャぶりに出会って4時間で立候補したことでお互いに魅かれ合い、愛が芽生えた。
栃木県某所で行われた第2Rの内容は「超圧迫ドロップ面接」。部屋ごとの限定ルールを守りつつ1億円への熱意を伝えられれば第3Rへ進出できる。部屋割りは抽選だが、偶然にもカイジ婚カップルは同室で面接に挑むこととなった。その部屋は俳優の小沢仁志・和義兄弟、タレントの雛形あきこが面接官を務めるC部屋。「はい」と返事をしたら即失格となる、落下率86%の超難関面接だ。
はじめに挑戦した20歳の彼女は、緊張の面持ちで自己紹介。無事に言い終えたことで気が抜けたのか、彼女の職業を聞き返した雛形に対してあっけなく「はい」と答えてしまった。失格。開始わずか12秒で奈落の底へと突き落とされてしまった。
続いて挑んだ彼氏は、26歳の会社員。鉄道会社で事務をしていると、最初の鬼門である自己紹介は危なげなく突破できた。だが、開始5分で5人中4人が脱落。面接官のプレッシャーを一身に受ける状況になると、彼氏の表情はより一層強張った。1億円で「陶芸家になりたい」と夢をアピール。アルバイトがきっかけで陶芸に触れ、陶芸家を目指すようになったそうだ。「そうですね」。面接官の質問に対して、こう答える彼氏。「はい」を「そうですね」に言い換える作戦で順調に面接をこなし、「彼女の夢であるアメリカ留学も支えたい」とも語った。
10分以上の単独面接。ラストに「絶対に1億円取るぞ!」と絶叫し、このまま合格するかと思えたが、これが重圧面接の恐ろしさか。面接官の「これで大丈夫ですか」との問いに、思わず「はい」と答えてしまったのだ。「惜しかったねぇ」。小沢仁志にボタンを押されて床下へと落下。この瞬間、カイジ婚カップルの第2R敗退が決まった。
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