格闘界のレジェンドファイターたちが次世代を担う選手を発掘する格闘リアリティ『格闘代理戦争2ndシーズン』(AbemaTV)、今回は“MMA”ジャンルでしのぎを削り合う。
山本“KID”徳郁は自らの推薦選手を選ぶため、トライアウトを実施。候補者は6人にまで絞られ、KIDが主宰するジム<KRAZY BEE>で激しいスパーリングを繰り広げた。
「格闘技に人生賭けられる思いがあればいい」と、“闘争心”を重要な選考基準として挙げたKIDはスパーを見て現在の実力、将来性を見極めていく。参加者の中で比較的小柄な今村誠剛に対して「違う階級で欲しいね」と、『格闘代理戦争』の枠を超えた青田買いを匂わせる場面も。
流血者も出る激しいスパーが続き、この日のトライアウトが終わるかと思われたとき、KIDは「スソン!」と突如“秘蔵っ子”を呼びつける。
『格闘代理戦争 1stシーズン』でKIDの推薦選手として送り出したスソンは、テコンドー日本代表の実績もあるファイターだ。KIDは「ウチの選手とどのくらいできるか?」という興味から、候補者の辻本拳也と対戦させた。
KIDの愛弟子を相手に、辻本は一進一退の攻防を繰り広げる。今回の『格闘代理戦争』はMMAのため総合的な力が必要となるが、KIDは「打撃ダントツは辻本くん」と、と太鼓判を押していた。
今後は3人を選出してジムでの「住み込みトライアウト」をすると宣言したKID。心技体すべてを兼ね備えたファイターを見つけようと、目つきは真剣そのものだった。