籠池被告“10か月”ぶり保釈 長期勾留は裁判所の忖度?日本の“人質司法”とは 2018/05/28 00:00 拡大する 補助金詐欺事件で10か月にわたって勾留されていた森友学園の前理事長・籠池泰典被告と妻の諄子被告が保釈された。 25日午後5時過ぎ、スーツ姿で拘置所を後にした籠池被告は、妻の出所を待つかのように拘置所内を見つめていたが、やがて促されて車内に乗り込んだ。続いて姿を現した諄子被告は深々と拘置所に向けて頭を下げ、夫の待つ車へと向かっていった。そして2人は会見が開かれる大阪弁護士会館へと向かった。 籠池被告らが公の舞台に出るきっかけとなったのは、2016年、大阪府豊中市にあった鑑定価格9億5600万円の国有地が、1億3400万円で森友学園に売却されたとする問題だ。この売却に安倍総理が関わっていたのではないかという疑惑が浮上、昨年3月、当時森友学園の理事長だった籠池被告が証人喚問に呼ばれることになった。 続きを読む