26日『格闘代理戦争2ndシーズン』(AbemaTV)が放送された。
格闘界のレジェンドファイターたちが次世代を担う選手を発掘する「格闘リアリティ番組」、今回は“MMA”ジャンルでしのぎを削り合う。
秋山成勲が推薦選手に決めたのは、韓国総合格闘技界の虎の穴<TEAM MAD>を代表する若きエース、ユン・チャンミン。2017年釜山ボクシング大会優勝の実績を持つユンの打撃練習を見た秋山は「全然勝っちゃうんじゃないですか?」と太鼓判を押す。
この日は秋山とともに、プロ選手が集まる総合格闘技の練習に参加したユン。不慣れな寝技の練習でたびたびタップする場面が見られたが、相手を務めたプロ戦歴9戦7勝の上久保周哉は「対峙したときの圧力がアマチュア選手じゃない」と驚いた。
ここで秋山は、ユンと直接スパーリングすることに。強烈なローキックやボディブローを叩きこむ“ガチスパーリング”にユンはうめき声を上げ、何度もうずくまる。まるで“かわいがり”のようなスパーを終えた秋山は「僕のやり方です」と言い切り、「上の人の感覚、間合いを少しでも肌で感じてもらって、そこから自分で練り上げていく」と、あえて厳しくユンに当たった理由を明かす。
「自分は自分のやり方しかない」と語る秋山は、「一生懸命やらないと失礼ですし、彼の将来がかかってますからね。それに携わってますから」と、ユンを勝者とするべく自身も覚悟を決めていた。