映画「パンとバスと2度目のハツコイ」のロングラン御礼トークイベントが6月3日に東京・新宿武蔵野館にて行われ、主演の深川麻衣、監督の今泉力哉が登場した。

この日、同作32~33回目の舞台挨拶を迎え、深川は「『パンバス(本作の略称)』は2月17日に公開を迎えましたが、たくさん地方でも舞台挨拶させていただき、こうして東京にまた帰ってこられることができて、本当にうれしいです」と、東京の劇場にて再上映していることへの感謝を伝える。また、今泉監督は「今日初めてご覧いただく方もいらっしゃるということを、本当にうれしく思います。ちょうど1年前に撮影をして、雪が降っていた調布から始まり、季節が変わってもこうして公開されていることも本当にうれしく思っています」とこれまでを振り返りつつ、喜びを口にした。

イベントの中では、来場者からの質問コーナーが展開される場面も。「『パンバス』をきっかけに女優として成長したことはどういうところですか?」という質問が飛ぶと、深川は「初めての映画でしたので、全てが初めての経験で、今泉監督の世界観やキャラクターを深く知ることや、スタッフやキャストのみなさんと一緒に作品を作ること、そして、こうしてたくさんの舞台挨拶をする中でお客様の感想を聞かせていただき、さらに作品を深く考えることだったり、その全ての経験に感謝しています」と回答。さらに数回映画を観ているいう観客から「どうしても続編を期待してしまうのですが」という言葉が投げられると、「続編も機会があればぜひやってみたいですが、でもまずは、この作品の海外での上映やDVD発売など、まだまだ『パンバス』をお楽しみください」と笑顔を見せた。

さらに、この日の舞台挨拶には海外向けメディアの取材が入っていることが明かされた。これに深川は「乃木坂46で活動しているときは海外に行かせていただいた事はあるのですが、今こうして一人でお仕事している中で、この『パンバス』も海外で公開できるようになったらうれしいなと思います」と期待を寄せた。
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