乃木坂46が出演するミュージカル「美少女戦士セーラームーン」が、6月8日に東京・天王洲 銀河劇場にて開幕。これに先がけて、本日6月7日にゲネプロと囲み会見が行われた。


前列左から能條愛未、伊藤理々杏、山下美月、高山一実、樋口日奈、石井美絵子、後列左から梅澤美波、渡辺みり愛、井上小百合、寺田蘭世、中田花奈
ウォーリー木下が演出を手がける本作では、乃木坂46から選抜された10人がTeam MOONとTeam STARに分かれ、Wキャストで舞台に挑戦。Team MOONは山下美月、伊藤理々杏、高山一実、能條愛未、樋口日奈で構成、Team STARには井上小百合、渡辺みり愛、寺田蘭世、梅澤美波、中田花奈が名を連ねた。また、クイーン・セレニティ役として白石麻衣が映像出演する。
演じる役の衣装に身を包み、囲み会見に登場した乃木坂46のメンバーは、それぞれ自身の役名と舞台の見所をアピールしていった。会見に同席したタキシード仮面を演じる石井美絵子は「(乃木坂46の)彼女たちが一生懸命汗を流してたくさん声を出して頑張っている姿。新しいセーラームーンの世界をこの2018年に観ることができる貴重な場だなと思っています」と本作の魅力を語ってから、「私は彼女たちが一生懸命戦える場を作っていきたいと思っています。彼女たちが輝きますように、どうか応援をお願いします」とアピールすると、これに乃木坂46のメンバーは口々に「かっこいい…」と漏らしていた。さらにウォーリー木下は乃木坂46メンバーの演技について「野生の鋭さみたいなものがこの舞台で出ている。ただの漫画原作というよりか、大きなミュージカル作品として出来上がっていると思います」と太鼓判を押した。

前列左は顔を隠す伊藤理々杏、右は山下美月
原作漫画の大ファンだという高山に対し「どれくらい愛があるんですか?」と質問が飛ぶと、彼女は「一時期、破産するかと思うくらいセーラームーングッズを買わせていただきました」と笑いを誘う。それから購入したアイテムを次々と明かしていき、最後には「数え切れないですね。ダンボール5箱分くらいあります」と語り、記者を驚かせた。さらにセーラームーンの決め台詞「月に代わっておしおきよ」にちなみ、セーラームーン・月野うさぎ役を演じる山下と井上に対し「メンバーでおしおきしたい人はいますか?」という質問が投げられる場面も。これに山下は「隣にいる理々杏はTeam MOONの愛され役で。本当に叩きたくなるくらいかわいくて、いつもみんなで愛でてます」と回答。井上は「めっちゃ難しい…」と困惑し、悩みに悩んでから「自分です」と答えていた。
また「今回の舞台で乃木坂らしいところは?」と聞かれ、樋口は「雰囲気というか、絆だったりが5戦士と重なる部分があるので、物語中にふと目が合ったりする部分だったりとかに注目して欲しいです」と語る。最後にそれぞれのチームのアピールポイントについて聞かれるとTeam MOONを代表して高山が「私はセーラームーンが大好きなんですけど、演技の経験は少なくて…。なんですけど、能條愛未ちゃんと日奈ちゃんの2人はいろんな舞台に出演している経験があるので、演技の面では2人に教わりました。(山下と伊藤の)2人は後輩なんですけど、すごくまとめてくれて」とチームワークの良さをアピールしてから「そういうのが迫力というか、良さに繋がってるかと思います」と語った。Team STARの井上は「Team MOONに比べたら、どちらかと言うと冷静な人間が多くて(笑)。でもすごい団結力があって。楽屋でも仲良くて楽しくて、いいチームだなと思います」と胸を張った。
公演は6月24日まで行われる。
撮影:Otani Kota
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