今年4月、大勢の歩行者が行き交う渋谷のスクランブル交差点で信号無視するなどしたとして男が逮捕された事件で、警察が捜査にSNSを積極活用していたことがわかった。
一歩間違えば大惨事になる可能性もあった危険な運転だ。警視庁は現場に居合わせ、車を目撃したと思われる人からの情報を収集するため専用のTwitterアカウントを開設。非公開でやりとりできるダイレクトメッセージ機能を用いて、騒動について書き込んでいるユーザーに個別接触。写真などの提供を求めたという。結局、Twitterからは有力な情報は得られず、車の所有者のInstagramから交友関係を調べたところ、事件の運転手と同じ白い帽子を被った男の画像を発見、これが容疑者特定につながったという。