名匠・池広一夫監督『終着駅シリーズ』への思い語る「最後の仕事」「鶴さんでよかった!」 2019/03/15 09:37 拡大する 森村誠一氏の原作に、牛尾刑事が登場して30年――。長く支持されてきた『終着駅シリーズ』で、第1作からメガホンを取ってきたのが、池広一夫監督(88)。今なお熱狂的なファンを持つ映画スター・市川雷蔵主演の『眠狂四郎シリーズ』、昭和の“怪優”勝新太郎主演の『座頭市シリーズ』など、大映時代劇の黄金時代を代表する日本映画界の重鎮だ。最新作『ガラスの密室』の放送を前に、監督がシリーズへの思いを語った。――1929年、東京都出身の池広一夫監督。映画界に入ったのは、映画会社“大映”の重役を務める父を持ち、撮影所のすぐそばで育ったからだと、監督人生の出発点を振り返る。 続きを読む