LoL賞金首でまさかの事態！　MCが降板を賭けて賞金首に挑戦

　6月26日にAbemaTVで放送された「勝ったら100万円！LoL賞金首＜本戦＞#6」で、番組実況を担当するMC・象先輩が賞金首に挑戦状を叩きつける出来事が起こった。

　絶対障壁として立ちはだかる中堅かべおの前に、これまで挑戦者たちはことごとく敗れ去っている。先鋒スタンミが「賞金首終わるまでraizin出ません！僕とかべおで止めます」と発言した次の瞬間、象先輩が予想外の言葉を口にした。

　「ふざけんじゃねーぞって話なんだよ。今までの挑戦者はまったくやる気が感じられない。もう今度は俺が君らに挑戦をしかけてやりますよ！」

　なんと、象先輩が番組MCでありながら賞金首に挑戦したのだ。まさかの挑戦状に驚く賞金首たち。象先輩は「賞金首たちに負けてしまうようではこの番組のMCは務まらねえだろうということで、（負けたら）辞めましょう」とまで言い、番組降板を賭けてこの勝負に挑んだ。

　試合前、象先輩は「かべお、raizinはいいとこ五分五分だと思っています。1/2×1/2で1/4、25％の確率で100万円はおいしい仕事だと思う」と発言。100万円を本気で狙っていることを強調した。象先輩不在の実況席に賞金首、解説者ともに不安な面持ちを見せるなか、スタンミとの先鋒戦が始まった。象先輩自身のランクはかべお、raizinと同じく最高位のチャレンジャーと、スタンミより格上の存在だ。試合は象先輩優位に進むのではと予想された。

試合が開始すると、スタンミが象先輩の“口撃”に「やめろー！おい！」とメンタル面を揺さぶられる場面も見られたが、それに耐えたスタンミが予想に反してファーストブラッドを獲得。思わぬ善戦に賞金首の面々も歓喜の声をあげる。

　ファーストブラッドからファーストタワー、セカンドタワーと順調に破壊を続けるスタンミに、象先輩も思わず「ヤバい、これはスタンミに負けてしまう…」と弱音をポロリ。「待てって！」と懇願する象先輩をよそに、「ここにエンターテインメント性はいらないんだよー！」と絶叫しつつ最後のタワーの破壊したスタンミが格上相手に大金星をあげた。

　試合終了後、象先輩は「象に二言はありません、降板します。こうなることは予測していたので、しっかり信頼できる人に後を任せてあるので大丈夫です」「賞金首の凄さというのが実際に対戦してみてわかりました。完敗です」と素直に敗北を認め、潔く番組を降板した。