
落語家の桂歌丸さんが2日の午前11時43分、慢性閉塞性肺疾患のため横浜市内の病院で亡くなった。81歳だった。
歌丸さんは1951年、五代目・古今亭今輔に弟子入り。1966年にスタートした『笑点』(日本テレビ系)の大喜利では、レギュラーメンバーを務めていた。2004年に落語芸術協会の会長に就任、2006年からは『笑点』の司会を務めていた歌丸さん。2016年に10年間務めた司会を春風亭昇太(58)に譲り、番組を卒業。「終身名誉司会」となった。
近年では、車いすの移動を強いられるなど体力的な衰えを隠せない状態で、誤えん性肺炎などで体調を崩し入退院を繰り返していた。今年4月の国立演芸場では、元気な姿を見せてトリを務め、「小間物屋政談」を熱演。「未だに酸素注入の管が外せませんが、酸素の無い時の苦しさというのは、金の無い時の苦しさよりも苦しい」と語っていた。
通夜・葬儀は近親者のみで行い、7月11日にお別れの会が行われる予定。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)



