
6月29日『DDTの木曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送された。代表取締役社長である高木三四郎を筆頭に、男色ディーノらDDTのプロレスラーたちが奇想天外な企画に挑む生放送番組だ。
「竹下幸之助の月刊! プロレス解体新書」のコーナーでは、日頃からプロレス研究に余念がないという竹下が、DDTの熱い試合を独自の目線で解説した。
第1回ということもあり、竹下は自分と遠藤哲哉でタッグを組み、飯伏幸太とケニー・オメガの『ゴールデンラヴァーズ』と戦った試合をピックアップする。
デビュー2年目で挑んだ試合は、序盤から互いに大技を連発する激闘に。最後は竹下がケニーに連続でジャーマン・スープレックスを決めたあと、初お披露目となるクロスアーム式ジャーマン・スープレックスのフィニッシュで勝利している。
実は日本体育大学時代、ジャーマン・スープレックスの論文を書いて卒業したほどこの技へのこだわりを持つ竹下は、スタジオで自身の必殺技を生解説した。
竹下いわく、ジャーマン・スープレックスは腕を組む高さで威力が「全然違う」とのこと。高い位置でクラッチすることによって、受け身が取り辛い攻撃的な技になるのだという。
また投げ方にも工夫があり、身長の高い竹下は自分の頭が先にマットに着くのを避けるため、まず相手を上空に上げてから“自由落下”で叩きつけると解説。「“地球”を味方に付けられるんですね」と話を締めると、理路整然とした講義に高木も思わずうなっていた。
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