ブラックミュージックを彷彿とさせるソウルフルな楽曲と、日本人離れしたファンキーなサウンドでファンを魅了している3人組のロックバンド「BRADIO」。2010年に結成され、現在は"仕切り担当"で甘いルックスで大のアニメ好きな大山聡一(Gt)、リーダーで料理好きの酒井亮輔(B)は料理好き。アフロヘアの真行寺貴秋(Vo)。の3人で活動している。

 サザンオールスターズなども担当してきたプロデューサーの藤井丈司氏は「打ち合わせではみんな寡黙で口下手なのに、デモを聴いたら演奏も歌も上手くて、まるで職人みたいだと思った。ライブを観たら最高にファンキーなステージで、目から鱗が落ちた」と話す。そんな藤井氏の評価に真行寺は「僕らと年は離れているが、親父というか、親身になってくれる。バンドのあり方など色々なことについて押し付けるのではなくて、そっとアドバイスをくれる感じがベストマッチしている。本当にステキな方」。

 そんなバンドの音作りについて大山は「最初は手探りだった。"ファンキーなバンドをやろうよ"ということで集まったわけではなくて、とにかくバンドをやりたいんだと。自分たちで模索していたら、いつの間にかアフロになって、いつの間にかスーツを着始めて、みたいな感じ」と説明、真行寺は「3人それぞれ音楽が好きなので、色々なものをインプットして吸収している。僕はパンクとかソウルがすごく好き。アウトプットとして、日本人としてそもそも無理な部分もあるが、日本人の誇りとして"言葉"を意識しながら、日本人としてのソウルを表現できたらなと思う」と話す。

 真行寺が指摘するように、BRADIOは歌詞にこだわる。AbemaTV『AbemaPrime』のED曲になっている「Boom! Boom! ヘブン」の歌詞には「ハダカの太陽ノリノリ 素肌のキミを濡らしてる」「完熟のピーチにムラがる そり立つMeの摩天楼」という表現が。「エッチだったり、盛り上がれる部分があったりするが、こういうBRADIOでしか、僕でしか歌えないものがオリジナルだと思う。プロデューサーの藤井さんにも『貴秋はこういうエッチな歌詞を歌ってもエッチに聴こえないからもっとやるべきだよ。それがお前のオリジナルだよ』と言われた。じゃあもうやるしかないなと思って、振り切って(歌詞を)書いたりしている」(真行寺)。

 2015年にはアニメのOP曲を担当して注目を集め、翌2016年には多くの夏フェスに出演、そして2017年4月にはインディーズながら中野サンプラザでチケット完売を達成した。満を持して同年9月にメジャーデビュー、去年はアメリカでの初ライブを経験した。

 アメリカでのライブについてメンバーは「想像を絶する熱量だった。僕らも行くまではどういう感じになるのか想像できなかったが、何を心配していたんだろうというくらい皆さん音楽が大好きで。楽しかった」(大山)、「お客さんが手だけではなくて、腰がグネグネ動いていて、体から楽しんでいるのを生で感じられた」(酒井)と振り返る。

 実際、BRADIOの楽曲は音楽ストリーミングサービス「Spotify」でアメリカのリスナーに聴かれているといい、大山も「僕らとしてもびっくり。まさかそんなふうに聴いていただけると思っていなかったので、数字を聞かされた時には何がどうなっているんだろうと感覚で。うれしかった」と話し、酒井も「歌詞は日本語だが雰囲気とかサウンドで伝わっているんだなと自信になる」と確かな手応えを感じているようだ。

 去年11月には、よしもと新喜劇の小籔一豊がが主催する音楽フェス「コヤブソニック」にも出演した。小籔はこのときのライブを振り返り「死ぬほど盛り上げていただいた。MC中もむっちゃアホなことを言う。お客さんをノセるのはお上手ですし、結構真面目な顔をして歌っているところはカッコいい。アホやなと思うのと、カッコいいというのがミルフィーユ状にくるボーカル。お歌もお上手。演奏もお上手だが、ノリがやっぱりすごくいい。色々な世代がライブに行ったら楽しめる。お客さんを選ばないバンドかなと思う」と絶賛する。

 そんなBRADIOのメジャーファーストアルバム『YES』がきょう発売される。

 真行寺は「タイトルはこれしかないなと。僕たちのYESが詰まっている。レコーディングでプレイがうまくいった、いい曲ができた、よっしゃー!みたいな思いがある。これを聴いてくれたファンの人たちが"やっぱりBRADIOはこうだよね。今回のアルバムもよっしゃー!YESだよね"と思ってもらえるという自信の表れ。僕たちが今までやってきたポジティブもネガティブも全部肯定できるようなアルバムができた」と、自信作であることをアピール。秋からスタートするツアー(全国21公演)に向け、「最高のアルバムが出来上がったので、ライブでは全ての人たちにYESと言わせる。そして共感してもらえるようなライブにしたい」(真行寺)と力を込めた。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)


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