AKB48チームKの新公演「RESET」の公開ゲネプロが、昨日7月6日に東京・AKB48劇場にて行われた。
前列左から峯岸みなみ、横山結衣、込山榛香、小嶋真子、倉野尾成美、武藤十夢、山田菜々美、茂木忍、後列左から安田叶、藤田奈那、中野郁海、小田えりな、市川愛美、湯本亜美、武藤小麟、下口ひなな
ゲネプロでは、チームのキャプテン・込山榛香を筆頭に16人のメンバーがステージに立ち、本番さながらのパフォーマンスを披露。チームKは、「RESET」で元気よくライブをスタートさせると、「洗濯物たち」「彼女になれますか?」とハイテンポなナンバーを連続で繰り広げる。アッパーチューン「ウッホウッホホ」では下口ひなながゴリラ役を全力でパフォーマンスし、客席を沸かせた。
自己紹介を経て、続いてはユニットコーナーへ。ここでは小嶋真子、横山結衣、安田叶による「制服レジスタンス」、山田菜々美、湯本亜美、藤田奈那による「奇跡は間に合わない」、込山、市川愛美、中野郁海による「逆転王子様」、倉野尾成美、小田えりな、下口ひなな、武藤小麟による「明日のためにキスを」、武藤十夢、茂木忍、峯岸みなみによる「心の端のソファー」の5曲が披露された。
そしてライブはラストススパートへ。ディスコミュージック調の「毒蜘蛛」、重厚なベースサウンドが印象的な「オケラ」、お茶目な振り付けで魅せる「ホワイトデーには…」を連続で披露。MCでは、円陣の際に下口が「『ウッホウッホホ』のゴリラ役が恥ずかしい」と漏らしながら涙を流したというエピソードを峯岸が暴露。客席の笑いを誘いつつ、「その出来事でさらにチームKの団結力が強くなった」とチームKへの手応えを語った。そして最後は「ジグソーパズル48」を披露。しっとりとしたナンバーで、公開ゲネプロの本編を締めくくった。
アンコールの1曲目「星空のミステイク」では、ダンス中に武藤十夢が妹の武藤小麟にちょっかいを出す場面も。1曲歌い終えると情熱的なサウンドが印象的な「夢の鍵」を披露。最後に込山が「本日、無事ゲネプロが終わろうとしてます。たくさんお集まりいただきありがとうございます!」と元気いっぱいに挨拶してから披露した「引っ越しました」では、涙を流すメンバーも見られた。
ゲネプロ終了後に行われた囲み取材では、込山が「ダンスは1番下手だし、引っ張って行けるタイプでも、後輩から慕われてるタイプでもない。そんな私がチームKのキャプテンでいいのかって、レッスンのたびに思っていました」と、赤裸々な思いを打ち明ける場面も。ゲネプロの前日、込山から相談を受けたという、チームKの最年長・峯岸は「自分で全てをなんとかしようとせずに、それぞれ得意分野があるメンバーにあずけて、頼りながら、甘えながらキャプテンをしてほしい」とアドバイスした事を告白。隣で聞いていた込山は目に涙を溜めて、何度もうなずいていた。また、この日のゲネプロで武藤十夢はユニット曲「心の端のソファー」で大島優子のポジションを務めたが、LINEでアドバイスを求めたところ、「全然関係なく『神セブンおめでとう』って(笑)」と返信が来た事を明かす。その後で「でも気にしてくれていて、うれしかったです」と笑顔を見せた。
撮影:野原誠治
AKB48劇場 込山チームK「RESET」公開初日ゲネプロ セットリスト
前座 檸檬の年頃(長友、勝俣、矢作、岡田)
M00 overture
M01 RESET
M02 洗濯物たち
M03 彼女になれますか?
M04 ウッホウッホホ
M05 制服レジスタンス
M06 奇跡は間に合わない
M07 逆転王子様
M08 明日のためにキスを
M09 心の端のソファー
M10 毒蜘蛛
M11 オケラ
M12 ホワイトデーには…
M13 ジグソーパズル48
EN1 星空のミステイク
EN2 夢の鍵
EN3 引っ越しました