
時代劇『大岡越前』や映画『砂の器』などで活躍していた俳優の加藤剛さん(80)が、6月18日に胆のうがんで亡くなっていたことが8日、明らかになった。
静岡県出身の加藤さんは、早稲田大学卒業後の1962年にドラマ『人間の條件』でデビュー。1970年から1999年まで、約30年にわたって放送された時代劇『大岡越前』で、主人公の江戸町奉行・大岡忠相を演じ続け、お茶の間で親しまれていた。

タバコを吸わず、酒も飲まず、人一倍健康に気をつけていたという加藤さん。今年2月に公開された女優・綾瀬はるか主演の映画『今夜、ロマンス劇場で』が最後の出演作品になったという。
葬儀、告別式はすでに家族葬で執り行い、お別れ会は9月22日に俳優座劇場で営まれる。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)



