11月に公開される映画『ギャングース』の、特報映像とポスタービジュアルが解禁された。

モーニング誌で2013年から2017年まで連載され、高い人気を獲得した“漫画・肥谷圭介×ストーリー共同制作・鈴木大介”による青春漫画『ギャングース』が、ついに実写映画化。同作品は、犯罪集団だけを標的とする窃盗“タタキ”稼業で過酷な社会を生き抜こうとする3人の少年たちを描いた物語だ。
“タタキ”専門の窃盗団の情報収集・標的選定担当のサイケを演じるのは『散歩する侵略者』(17)や『虹色デイズ』(18)などの高杉真宙。また工具全般担当のカズキを人生初のモヒカン頭となって演じるのは加藤諒。そして車両・機動担当のタケオを同じく人生初の金髪&眉なしの原作完コピのルックスで演じるのは、黒猫チェルシーのヴォーカル・渡辺大知。サイケたちの前に立ちはだかる強敵、半グレ系アウトローによる犯罪営利組織・六龍天のトップに君臨する安達には、世界的ギタリストのMIYAVI。その安達の下で働く詐欺組織の番頭・加藤には金子ノブアキ、加藤の部下で恋人のアゲハには篠田麻里子、情報屋の高田には林遣都など、豪華キャストが集結している。監督と脚本を担うのは『SR サイタマノラッパー』(09~)、『22年目の告白―私が殺人犯です―』(17)など、社会の底辺を生きる人々の映画やクライム・ムービーに定評のある入江悠。主人公の少年たちの友情と成長、再起への想いをより際立たせ、痛みだけではなく、躍動感、爽快感も伝える王道の青春エンターテインメントに仕立て上げている。
社会や家族に見捨てられても、社会のゴミとあざ笑われても、半グレ集団に命を狙われても、サイケ、カズキ、タケオの3人は絶対に諦めない。“タタキ”稼業を繰り返して、いつかはこの最底辺から日の当たる場所へ。反骨心と友情、そして諦めない心……3人の少年の再起をかけた戦いが今、始まる。
このたび解禁となった特報映像は、今や社会問題となっている「オレオレ詐欺」「窃盗」「ドラッグの密売」などの、裏稼業・悪徳種の収益金(アガリ)を奪う(タタく)少年たちの窃盗団“ギャングース”の解説から始まる。そして、親から虐待され、ろくに学校にも行けず、青春期を少年院で過ごしたサイケ(高杉真宙)、カズキ(加藤諒)、タケオ(渡辺大知)の3人が、社会に見放され生き抜くため、犯罪者のみをターゲットにした“タタキ”(窃盗、強盗)稼業に奔走する姿が映し出されている。さらに、サイケたちと半グレ集団たちとの緊迫感溢れる攻防や格闘シーンもあり、3人の友情や生きざまが泥臭く鮮烈に映し出された特報映像に仕上がっている。ほかにも犯罪営利組織“六龍天”のトップ安達役MIYAVIによるパジャマ姿の怪演や、メガネ姿が印象的な情報屋・高田役の林遣都らの登場シーンも見られ、サイケや物語とどう絡むのか、今後の続報が期待される。
また、合わせて解禁となったポスタービジュアルは、傷だらけの3人が肩を組み合ってこちらに笑みを浮かべているデザイン。ボロボロになりながらも息の合った掛け合い、抜群のコンビネーションを見せる3人を彷彿とさせるビジュアルになっている。
実写映画『ギャングース』11月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー!
©2018「ギャングース」FILM PARTNERS©肥谷圭介・鈴木大介/講談社
配給:キノフィルムズ/木下グループ

