「引きこもり」という言葉が世に知られるようになってから、およそ20年。今、40代~50代の引きこもり当事者と、70代~80代にさしかかり、精神的・経済的に限界を迎えている親たちの問題がクローズアップされている。16日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、引きこもりによって生活に行き詰まる親子の問題を考えた。
 内閣府が公表した調査(H30年度版『子供・若者白書』)によると、16~39歳の引きこもり当事者は全国に約54万人いると推計されているが、実は40歳以上に関しては調査から外れているのだ。国は今秋以降に調査すると発表しているが、「大人の引きこもり」が多数存在していると考えられる。