
テレビアニメ『まんが日本昔ばなし』の語り口などで知られる俳優の常田富士男さんが、18日に脳内出血のため都内の病院で亡くなっていたことがわかった。81歳だった。
常田さんは高校卒業後に俳優を志し、黒澤明監督の『赤ひげ』、今村昌平監督の『楢山節考』『うなぎ』など、数多くの作品に出演。また、1975年から約20年間にわたり放映された『まんが日本昔ばなし』で、ともに語り手を務めた女優の市原悦子(82)が常田さんの訃報にコメントを寄せた。

「とっても『日本昔ばなし』が好きでしたね、常田さん。常田さんとはいろんな役をやりましたけど、かわいい人でしたね。弟のような夫のような、甘えるところはちょっとはにかんで甘えるし、一生懸命な時はムキになるし。『入れ歯になるまでやろうね』って2人で話していました」
通夜は21日、葬儀は22日に近親者のみで執り行われるという。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)



