【陸海空イケメンアース 第1話】 「週刊誌に撮られて…」イケメン俳優・小澤亮太、裸と“火おこし”で事務所に恩返しできるか?
『陸海空 地球征服するなんて』よりAbemaTV放送の第2弾企画は「イケメンマネーアース」。超イケメンだけどイマイチ売れない俳優と芸人の5人が「賞金200万円」をかけて、原住民と共に裸で自給自足の生活を送る「リアルドキュメントバラエティー」だ。
住む場所、食べ物、その全てを自分たちでなんとかしなければいけない状況で、果たして200万円を手にするのは誰なのか? 地上波では放送できなかった幻のシーンを含め、ついにAbemaTVで解禁放送された。
昨年10月、バヌアツの首都ポートビラに降り立った、小澤亮太、庄野崎謙、火物太一、吉村卓也、松代大介の5人。「イケメンマネーアース」では、1日が終わる度にその日誰が一番活躍したかを5人で話し合って決め、選ばれた者には豚の牙を贈呈。7日間で豚の牙を一番多く持っていた者が200万円を獲得できる。
賞金200万円の争奪戦を行う場所は、バヌアツ共和国・タンナ島。先住民族ヤケル族が住む村で、村人たちと同じように裸になり、超過酷なサバイバル生活を送る。
1日目、まず自給自足するには何が必要なのかを話し合う5人。「絶対に大事なのは家」という議題が出ると、小澤は「土地を探す?」と案を出す。庄野崎も「今日の晩ご飯、どうするという話だよね」と食事について言及。話し合ったところ「家、食事、水分はマスト」という結果になった。
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まずは、家を造るため、参考にこの村の家を見せてもらうことに。案内してくれたのは、村の中堅・ピーター。
木などの植物を使って造られた家の中はおよそ4畳分の広さ。ここに家族5人で住んでいるという。もちろん電気は通っておらず、明かりは家の中でたき火をしている。ピーターは「くぎは1本も使わないで、木と葉だけで建てた家さ。これでもサイクロンに負けない強い家なんだ」と話す。
その話を聞いた5人は「えー! すごい」と驚き。屋根も分厚く、頑丈に作られた家に吉村は「正直、外から見たら造りが粗いなと思っちゃっていた。でもこれは普通に、絶対に造れない」と感心していた。
続いて、生きる上で一番大事な食べ物をどうするかという話し合いが行われ、実際にヤケル村の人は何を食べているのかを見せてもらうことに。
ヤケル村の人たちが食べているのは、タロイモを塩で茹でたものや、タピオカの原料となるキャッサバの芋をすりつぶしてラードで揚げたものなど、畑で栽培した芋が主食。しかし、これらは村人が大切に育てているため、5人が取ることは禁止。
ちなみに、村では豚や鳥などの家畜を飼っているが、これらは食べるためではなく、売り物である。では、5人は何を食べていけばいいのか。
チャーリーは「安心しろ。ジャングルに入れば、食べ物はたくさんあるぞ」と明るく5人に呼びかける。そう、ヤケル村周辺のジャングルでは、バナナやココナツなど取れる食材はたくさんあるのだ。
食材があると知らされ、喜ぶ5人。野生のものであれば、ジャングルで自由に取っていいという。
しかし5人の前に現れたのは、身長の何倍もある高さのココナッツの木だった。庄野崎も「これは無理だろう。マジで?」とあきれ顔。試しに養育費が欲しい松代が木に登ってみると、「滑る。これは無理だわ。ガチで無理」と地上1.5メートルで断念した。
この様子を見ていたヤケル村の村人が、5人のために木に登る。まるで歩くように登る村人に、5人は「足が吸い付いている」「すいすい登っている」と驚愕。抜群のボディーバランスを真似することは相当難しそうだ。
そんな中、ピーターが「おまえたちみたいに木に登れないやつは、これを使うんだ」と棒のようなものを差し出した。この棒を投げてココナッツの実に当てることで、木から実が落ちてくるという。
ここで高校時代、野球部ピッチャーだった吉村が、活躍を狙ってココナッツ落としに挑戦。惜しいところまで棒が当たり、「いけそうだったでしょ?」と自信を見せる。
5人はまず村人にとってもらったココナッツを試食することに。採れたてのココナッツを食べた吉村は「すごく甘い。甘さが後からすごいくる」と感動。庄野崎も「メロンの皮のところみたいな」とココナッツを絶賛した。
さらにココナッツは水分補給だけではなく、果肉も味わえる。
しかし、果肉を食べた5人はまさかの「甘みゼロ」に驚き。食感はカブや大根などに似ているという。さらに村人はココナッツの皮も無駄にせず、これで歯を磨く。ココナッツはは全てが利用できる万能の食材なのだ。
この時期、昼夜の寒暖差が10度以上のタンナ島。夜は急激に冷えるため、5人は村人に火おこしを教えてもらう。村人たちが行っている火おこしの方法とは、硯(すずり)で墨をするように、木を木でこするだけ。こんな方法で火おこしはできるのか。
チャーリーは「乾燥した木なら何でもいい」という。村人が2分ほど木をこすると、削れた木くずに摩擦熱で引火。火種ができた。それをナタの先ですくい、乾燥したココナッツの皮に移す。あとは枯れ葉を載せて、息を吹きかけるとたった3分で火がついた。
まさか火がつくと思っていなかった5人が騒ぐと、チャーリーは「なぜ騒ぐんだ。火が付くのは当たり前だろう」となぜ5人が驚くのか分からない様子。村人たちによると、この方法で火を付けることは、子どもでも簡単にできるという。
ここで活躍を狙って動いたのは、またしても松代。子どもの養育費のため、必死にこするが……手の痛みに耐えられず、断念。
続いて、親に借金300万円を返したい吉村。広島のお母さんのために、木をこすり続けた。かなり力が要るのか、吉村も断念。
週刊誌に撮られ、事務所の人たちに迷惑を掛けた過去を持つ、元『海賊戦隊ゴーカイジャー』(スーパー戦隊シリーズ)俳優の小澤。小澤が吉村よりも力強く木をこする。すると……なんと火種が。それをココナッツの皮に移し、息を吹きかけると、火おこしに成功。200万円に一歩近づいた。
果たして初日に豚の牙をゲットした記念すべき1人目は誰なのか。大波乱の1日目はAbemaビデオで【2018年7月29日】まで無料で視聴が可能だ。