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(C)2018 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

 9月2日に放送がスタートする仮面ライダーシリーズ最新作が『仮面ライダージオウ』に決定したことがわかった。

 本作は『仮面ライダークウガ』(2000年)から数えて20作目の"平成仮面ライダー"。見た目や腕からも明らかなように、モチーフは時計で。時空を旅して戦う「タイムトラベルライダー」だという。また、歴代の平成ライダーの力を秘めたライドウォッチの力を解放することで、それぞれの力を使うこともできるという。

 今回公開された、歴代の平成ライダーが一堂にビジュアルには顔に「らいだー」と平仮名で書かれた謎のライダーの姿が確認できるが、その正体は番組放送開始までのお楽しみのようだ。仮面ライダージオウは来月4日公開の映画『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』にがいち早く登場する他、来月7日15時から行われる制作発表にて、キャストも明らかにされる。

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(C)2018 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

【プロデューサー・井上千尋コメント】

 平成ライダーの歴史は「挑戦の歴史」でした。毎作ごとに変わるスーツデザインと変身ベルトのギミック、そして、工夫を凝らしたユニークなストーリー設定。どれひとつとして同じものはありません。はたしてこれを仮面ライダーと呼んでよいのだろうかという自問自答を繰り返しながら、これまでになかったものを生み出したいとシリーズの可能性を広げてきた「いまだ試行錯誤の歴史」といってもよいかもしれません。

 20作の節目を迎える『仮面ライダージオウ』も挑戦の系譜はつづきます。「カタカナとひらがなをレタリングした個性あふれるマスク」「主人公自身がラスボスであることを知ることからはじまる物語」「19作にのぼるレジェンドライダーの力を使いこなすライダー」 ― ただただ視聴者のみなさんに楽しんでもらいたいと試行錯誤のすえにたどりついた設定です。

一般的にいえば平成ライダーシリーズは長寿番組ですが、決め手といえるヒットの法則が存在しません。毎回が新作、毎回が真剣勝負です。元号の変わり目に位置する作品として、これまでの平成ライダーをリスペクトしつつ、新たな時代のパイオニアたらんと燃えています。

 仮面ライダージオウは時空を旅することができるライダーです。まだ誰もみたことのない未体験のライダーワールドにみなさんをお連れしたい。“日曜午前9時”はテレビの前でジオウたちとともに一年間つづくスリリングな旅をお楽しみいただけると幸いです!

【プロデューサー・白倉伸一郎コメント】

 「平成とは何だったのか?」……いまの子供たちは、みんな平成生まれ。いずれ彼らが《平成》を振り返る日がやって来ます。そのとき彼らの心の中核には「平成仮面ライダー」がいることでしょう

 過ぎ去った昨日を振り返るというより、来たるべき明日への希望を託し、若き仮面ライダーたちが時空を越えて駆け抜けます。次代を担う子供たちとともに。いっしょに未来を切り開くために。

【監督・田﨑竜太コメント】

 平成仮面ライダーとして「最後の」ライダーとなることが運命づけられている本作「仮面ライダージオウ」。その一歩が平成を飾った英雄たちの物語に赤い血潮を取り戻し、その息吹が殿堂におさまったライダーたちに再び熱い鼓動を送り込みます。平成仮面ライダーたちが生きた時間の王者———仮面ライダージオウの”覇道”が今、動き始めます。


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