29日、『ロッキー・ロメロが選ぶ 世界でロックした新日本プロレス ベスト3』(AbemaTV)が放送された。
ロッキーは1番世界でロックした試合として、2016年8月14日開催の『G1 CLIMAX 26』におけるケニー・オメガvs後藤洋央紀の頂上決戦を選んだ。
2017年大阪城ホールのケニー・オメガvsオカダ・カズチカの試合が、今までで“最高の試合”と前置きしながらも、後藤とケニーの試合を「第1位にあえて挙げたい」とコメント。
「俺も新日本(プロレス)で長い間戦ってきたから、外国人が頂点に行く難しさを知っている」と同じ外国人レスラーだからこその理解を示し「驚いたし勇気づけられた。そしてなぜか感傷的な気分になった」と心境を告白。
「もちろんケニーはライバルだけど、彼がいかに努力してきたか分かった」と語ると「本当に優勝したときは感動した、観客も最後はケニー側についているのを感じたよ」と当時の会場の空気を振り返った。
「内心では俺もケニーを応援してた。後藤はCHAOの大切な仲間だけど、外国人選手としてケニーに共鳴したんだ。後藤もすごく頑張ってたから両方に感情移入する素晴らしい試合だったよ」と両者を称賛するロッキー。
「新日本プロレス史上特別な瞬間だった“世界でロックした”、第1位に選んだのはケニー・オメガ時代の幕開けになった試合だからだ」とこの試合の意義を解説した。