7月30日に総合格闘技界の異端児・青木真也の冠番組『AOKI AWARD』(AbemaTV)が放送された。
青木が直近1ヶ月間で行われた格闘技の試合から、 独自の目線で最も興味深かった試合を選び、選手に賞を贈るという格闘技シーンを盛り上げるために企画・創設したアワードで、第6回は史上最年少DEEP王者・元谷友貴を選出した。
「青木真也のあ~だこ~だ」のコーナーで、<ONE Championship>における日本人トップファイターたちの相次ぐ敗北について触れた青木。
第4回『AOKI AWARD』受賞者の和田竜光も惜敗しており「和田さんが負けたのは、ぐったりくるところはありました。彼が日本で1番の選手と思っていた」と本音を吐露する。
ブラジル人、アメリカ人、欧米人ではなくオーストラリア人に負けたことが問題だとして「フィリピンだったりオーストラリアに(日本の格闘技界が)追い付かれてるし、むしろ追い越されている」と現状を憂慮した。
「この国のやり方って考えていかなきゃいけない」と語る青木は、日本独自の文化や経済状況を理解すべきだとして「人が少ないんで(選手を)大事にしなきゃいけない」と言及。
「いかに練習でのダメージを減らしたりだとか。日本人だからこその物を作っていかないといけない」と対応策を示していた。