2日、劇場ぷちアニメ『恋するシロクマ』の公開アフレコ収録が東京・新大久保のスタジオで行われ、シャチ役の大谷亮平が登場。報道陣の前で公開アフレコに挑んだ。
今回、声優に初挑戦する大谷。公開アフレコでは、緊張した面持ちで“シャチ”を演じ、キャラクターの“シャチ”に命を吹き込んだ。
収録が終わった大谷は「アニメの絵に合わせて自分の声をあてるということが初めての経験だったので。最初はいろいろ心配したのですが、ディレクターさんはじめ、スタッフの方々が優しく見守ってくださって、終始楽しく、なんとかやり遂げることができました」と感想をコメント。
さらに今回、“シャチ”役という人間以外の役を演じる上で苦労した点を聞かれると「苦労というわけではありませんが、やっぱり動物を演じるという、擬人化したものを演じるのも初めてだったので。“シャチ”の特徴や、漫画『恋するシロクマ』の中での“シャチ”としてのキャラクターを意識しながら楽しくやらせてもらいました」と話した。
韓国で俳優として活躍し、2016年の人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』（日本テレビ系）で風見涼太役を演じ、日本でも一躍人気俳優となった大谷。記者から「新大久保といえば、大谷さんともゆかりのある場所ですよね」と声をかけられると「これは縁ですね。韓国料理が食べたいときに仕事終わりにフラっときます」と笑顔。「実は、僕がよく行く行きつけのお店も近くにあって。よく来る場所で初めての経験をさせてもらいました。この先、“シャチ”を演じるのは最初で最後になると思うので、感慨深い1日になりました」と語った。
たびたびプライベートでも新大久保に訪れるという大谷。記者から「韓国人の女性たちも多くいる場所ですし、騒がれませんか？」と聞かれると「過去にゲリラ的に横断歩道で撮影したことがあって。そのときはすっごい集まってくださって……」と、あまりの人気ぶりに通行人が多数集まってしまったという。
さらに別の記者から「もしまたアニメの声優に挑戦する機会があるならどんな作品が良いか」と聞かれると「僕はバレーボールがすごい大好きなので。作品が限られてしまうかもしれませんが、バレーボールのアニメならリアルなものが出せますよ」と笑顔でコメント。幼少期からバレーボールに親しみ、学生時代は国体バレーボール競技に出場した経験もある大谷だけに、声優としての新しい分野に意気込みを見せた。
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