年齢関係なく、夢を追いかけ、それを形にする人がいる。SHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』(AbemaTV/アベマTV※毎週土曜23時から放送中)では、「どっこい生きてる!ド根性ガール!」をテーマに、夢を追いかけ、努力している女性たちが登場。その経緯や胸の内を明かした。
(番組に出演した地下アイドルでライターの姫乃たまさん)
番組に出演した地下アイドルでライターの姫乃たまさんは「フリーランスで地下アイドルをしていると、辛いことを我慢しないと社会に参加できないという気持ちが強くなった」と話す。姫乃さんは、やりたくない仕事を受け続けているうちに、何がやりたいのか分からなくなった時期があったという。
姫乃さんは「地下アイドルはだいたい2年やったらベテランだと言われる世界」と説明し、「地下アイドルは簡単になれるが、簡単に辞めてしまう人も多い」と話した。中でも最もひどかった辞め方として「舞台にあがっている途中で嫌になって帰った子がいた」と告白。MCのSHELLYから「そんなにすぐに地下アイドルになれるんですか?」と聞かれると、姫乃さんは「名乗ったらすぐになれます」と即答した。
一方で、ギャラについて聞かれると姫乃さんは「知名度と稼ぎは比例しないので、意外と地下の子が稼いでいたりはする」とコメント。大手の事務所に所属していると人件費がかかるが、地下アイドルだと人件費がさほどかからないため、稼ごうと思えば稼げる現実がある。姫乃さんによると、地下アイドルの平均月収は12万7000円だという。
姫乃さんは稼ぎの仕組みについて、チャージバック(呼んだ客のぶんでギャラがいくらか決まる)だと説明。さらに「DDっていう“誰でも大好き”って呼ばれるファンがいる。そういうお客さんがいると取り合いになる」と地下アイドルの裏事情を紹介した。
(芸能リポーター歴30年の長谷川まさ子さん)
「もともと女優になりたかった」と話すのが、芸能リポーター歴30年の長谷川まさ子さんだ。長谷川さんは女優になるべく、役者養成所に通ったものの、周りには顔もスタイルも綺麗な人たちばかり。そんな中、養成所の塾長に「話す側で活かしたら?」と勧められ、ラジオのアシスタントのオーディションに応募。見事合格したのをきっかけに、リポーターになったという。
もともとワイドショーのリポーターをしていた長谷川さん。周りにリポーターをしていると話すと、嫌われたり「書かないでね」と言われることもあったというが、長谷川さんは「お前になんか聞かねーよって」とバッサリ。
一方で、「やっぱりリポーターなので人に話を聞くことが仕事」と割り切り、「(芸能人が)会見を開いてくれている以上、聞くほうが礼儀だと思っている」「何度もしつこく聞くんじゃなくて、1回で完結させて聞くぞと思っている」と自身の考えを述べた。
消えていく芸能人について長谷川さんは「カメラが回る前と回ったあとで態度が変わる人」と説明。さらにSHELLYに「売れる人と売れない人の明確な違いはある?」と聞かれると「実際に会ったときのオーラはどうしてもある」としたうえで、「最近だと竹内涼真くんはちょっと出始めたときからめちゃくちゃ光っていた」とコメント。
長谷川さんは「菅田将暉くんとか有村架純ちゃんは意外と会うと普通」としながらも、「オーラは変わっていくし、最初はなかったけど自信をつけてどんどんオーラがはっきりしていくことがある」と話し、成功していくためには、自己肯定感の高さが必要だとした。
(C)AbemaTV
(AbemaTV『Wの悲喜劇』より)
(ライター/小林リズム)
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