かたせ梨乃の靴踏みはアドリブだった、綾野剛が『ハゲタカ』第1部を総括 2019/03/15 09:37 拡大する 綾野剛が“企業買収”のスペシャリスト・鷲津政彦に扮し、「ハゲタカ」とバッシングを受けながらも日本の名門企業を次々と買収し、再生していく様を描く木曜ドラマ『ハゲタカ』(テレビ朝日系、木曜夜9時~)。8月9日(木)放送回からの第2部に突入を前に、鷲津役の綾野が第1部を総括。第1話から第3話までの中で印象に残っている3シーンを振り返った。 第3話のクライマックス、飯島(小林薫)との対決はまさに“情念の対決”でした。今回僕は『ハゲタカ』で鷲津として1997年から2018年の21年間、つまりほぼ四半世紀を生きるのですが、その中で第1部の鷲津というのは、ある種の情念や怒りを持って、飯島との因縁に向き合っています。飯島亮介という男に対しては“情念”を、そして腐りきってしまった日本の企業に対しては“怒り”を――そのふたつの感情をテーマに第1部は鷲津を形成しました。 続きを読む