「私自身、20年近く同性である一人のパートナーと日々を共にして来た」
自民党の杉田水脈衆議院議員が"LGBTは生産性がない"と月刊誌に寄稿したことに対し批判が集まる中、12日、国文学研究資料館館長でテレビのコメンテーターとしても知られるロバート キャンベル氏が自身のブログで同性愛者であることを公表。自らの経験を踏まえて杉田氏の意見に異を唱えた。
キャンベル氏はブログで「『男(女)の子らしくないぞ』と教室でいじめられ、社会に出れば愛する人の性が違うからといって就職に失敗し、いっしょに部屋を借りたり、ローンを組んで家を建てようものなら門前払いを食らってしまう人は、この国にごまんといます」と指摘、「積極的に排除はしないが『触れてほしくない』が日本の常識で『美風』であるなら、改めるべき時期に来ていると私は信じます」と訴えた。