『PANCRASE 中尾明慶が選んだベストバウト』(AbemaTV)にて、俳優でありテレビ放送で解説も務める格闘技愛好者、中尾明慶がベストバウトを厳選し紹介している。
日本トップレベルのファイターたちがしのぎを削る総合格闘技団体<PANCRASE>。中尾はベストバウトの1つとして、2017年5月17開催の『PANCRASE287』での日沖発と田中半蔵との試合をピックアップした。
日沖とは解説の仕事でも一緒になるという中尾は、怪我で試合に出れなかった日沖と「そろそろ復帰かな」という話をしており、その中での田中戦だったという。
「衝撃でしたね、まさかの14秒でのKO」と、わずか1ラウンド14秒、左フックの一撃で決着した勝負に唸る中尾。田中が強いことは分かっていたが、それは防御面であり「打撃が強いイメージではなかった」と明かす。
「格闘家の方はかなり時間を使い、減量含め準備していて14秒で決着がついてしまう恐ろしさ」と、双方の努力や研鑽が14秒に凝縮された試合に「格闘技の厳しさ、面白さを学んだ試合でしたね」と振り返る。
今回KO決着の闘いを多くベストバウトに選んだ中尾は「この試合は見事なKOシーン」だとして「漫画やアニメの世界のようなKOシーンですよ、倒れ方も含めて」と評した。