21日、1964年の東京オリンピック当時の渋谷駅周辺を映像や音とともに3DVRで体験できる「1964 TOKYO VR」の体験会が開催された。渋谷駅西口の広場には、今とは向きが違うハチ公や、今は見られなくなった灰皿が置かれている様子がわかる。109が建っている場所にはまだ建物はなく、"恋文横丁"が。東側、渋谷ヒカリエがある位置には、今は無き東急文化会館が。
元日本テレビのプロデューサーで、一般社団法人「1964 TOKYO VR」代表理事を務める土屋敏男氏は「みなさんから集めた当時の写真1000枚程度を元に作った。まだ白いところはデータだけがある状態なので、まだまだ写真を集めて作っていきたい。苦労はそんなになく、楽しい。みんなで作るタイムマシンというコンセプトでやっていて、1964年の東京を歩けるようにしたい。渋谷からスタートして、東京中に広げていけたら。1970年の大阪でもやりたい。あの頃の梅田なんかも面白いと思う」と話していた。
プロジェクトでは現在、公式ホームページ上で一部のイメージを公開しているという。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)
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