映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』(10⽉5日公開)の完成披露プレミアイベントが9月4日、都内で行われ、岩⽥剛典、杉咲花らキャストが集結。岩⽥と杉咲が登場した“パーフェクトカーペット”イベントに続き、舞台挨拶には須賀健太、芦名星、⼤政絢、柴⼭健次監督も加わり、撮影時のエピソードなどが語られた。

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 有賀リエ原作のコミック「パーフェクトワールド」を実写映画化した本作。車イス生活を送りながらも建築士になる夢を叶え、前向きに生きる主人公・鮎川樹を岩田剛典が演じる。初恋の相手である樹に偶然再会し、再び恋心を募らせていくヒロイン・川奈つぐみに扮するのは、杉咲花。さまざまな試練を乗り越えながら、絆を深めていく2人の純愛を描く。

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 舞台挨拶で「他の共演者をパーフェクトだと感じたエピソード」がテーマに挙がると、岩田は杉咲の気配りを称賛。「パーフェクトなエピソードいっぱいあるんですけど」と悩みつつ、父の日につぐみの父親役を演じた小市慢太郎に、ギフトを渡していたというエピソードを披露した。岩田が「本当に娘にしたいってこのことだなって思って」「キャストもそうですけど、スタッフの皆さんに対する気配りも若いのに素晴らしいですよ」などとべた褒めすると、「私もパーフェクト岩田さんあります!」と杉咲。

 スケジュールがタイトで眠れない中撮影する日々が続いていても、岩田は「寝られてる?」と声をかけ、共演者を気遣っていたとのこと。この日も朝から取材が続く中、「疲れてきていない?」と気にかけてくれたという。杉咲はさらに、「岩田さんが差し入れしてくださった焼肉ロールがあるんですけど、それがすごくおいしくて『おいしいですね』って言っていたら、また別の日に差し入れしてくださったんですよ」とニッコリ。「とにかく優しくて」と、岩田の優しさを褒めちぎっていた。

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 その後、芦名や大政も、岩田と杉咲が撮影中に見せた気遣いに感謝を述べた。岩田は「改めて言われるとものすごくこっぱずかしい」と照れ笑いを浮かべつつ、「でも全部思い出深いですね」としみじみ話していた。

 なお、舞台挨拶に先駆けて行われた “パーフェクトカーペット”イベントでは、絆を深める3つの演出が実施された。まずはハート形のバルーンが降り注ぐ中、岩田と杉咲がステージに登場。

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 さらに、撮影地である江の島の名所「恋人の丘」にちなみ、真実の愛を固く結ぶと⾔われている“南京錠”を2人で施錠したほか、“幸福の鐘”を鳴らすパフォーマンスで会場を盛り上げた。

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テキスト・写真:水野梨香

映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』公式サイト
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10.5 (Fri) ROADSHOW。もう一度、あなたに恋をしたー。ラスト、きっと愛する気持ちを信じたくなる。感涙のラブストーリー。
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