
今年7月に解散を発表していた女性5人組アイドルグループ・ベイビーレイズJAPANが24日、山梨県の山中湖でラストライブを行った。
5人は2012年9月に「ベイビーレイズ」としてデビュー。「2年間で日本武道館を満席にする」と公約を掲げ、2014年にライブを敢行。しかし、収容人数のおよそ半分の集客となってしまったことから、気持ちを新たに「ベイビーレイズJAPAN」と改名していた。

メンバーの高見奈央(21)は「アイドルになって……」と話し始めると、涙に言葉を詰まらせながら「たくさんの仲間ができて、本当に楽しい6年間でした」とコメント。渡邊璃生(18)は「私たちの楽曲は皆さんに向けての応援歌みたいな部分が強いけれど、これからの私たちへの応援歌にも聞こえて、満たされた気持ちでいっぱいでした」と話した。
また、メンバーの大矢梨華子(21)はカメラに向けて「本当に幸せな時間、ありがとうございました。また絶対に会いましょう」と笑顔で挨拶。

リーダーの傳谷英里香(22)は「幸せな気持ちと寂しい気持ちが半分半分」と複雑な心境を明かしつつ、「虎ガーさん(ファン)に出会えてよかったなと心から思います。本当に最高の6年間でした。ありがとうございました」と涙を流しながらも笑顔で話した。
午後1時から始まった5時間のラストライブで集まったファンおよそ4000人に最後の別れを告げたメンバー5人。ライブの最後には5人で手をつなぎ、マイクなしで「ありがとうございました!」とファンへ感謝を述べた。

そして、個々での活動をスタートさせる5人の門出を祝福し、ファンから花火のプレゼントが贈られた。花火を見上げて涙した5人はステージ裏で抱き合い、「お疲れさま」「ありがとう」「みんな頑張ったね」「このメンバーでよかったよ、本当に」と思いを分かち合った。
ライブ終了後、スタッフと最後のあいさつを交わす5人。そこへ、ベイビーレイズ結成以前からメンバーの林愛夏(23)たちを見守ってきた、芸能界屈指の“ベビレファン”であるお笑いコンビ・よゐこの濱口優(46)が駆けつけた。

涙する林の背を優しく叩き、「そんなに泣いているとは知らんかったよ」と笑顔を見せた濱口は「最高でした。むちゃくちゃよかったです」と5人のラストライブを称賛。
さらに「ステージでは泣けへんかったもんな。そうか、我慢していたんや」と林を優しい笑顔で見つめ、「また会えるのを楽しみにしています。これからも頑張ってください」と5人のこれからに期待を寄せていた。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)


