
去年7月、肺炎のため亡くなった作曲家・平尾昌晃さんの遺産相続を巡るトラブルについて、平尾さんの三男で歌手の平尾勇気さん(37)が25日、都内で会見を開いた。
平尾さんの3人目の妻となる元チーフマネージャーを相手取り、法的措置をとった勇気さん。去年10月、その妻が平尾さんの音楽出版管理会社とマネジメント会社の2社の社長に経緯不正のまま就任し、平尾さんの遺産を独り占めしようとしたと指摘している。
「会社への背任行為にあたり、刑事告訴も視野に入れた申し立てであることを宣言します」(勇気さん)
「カナダからの手紙」や五木ひろしさんが歌う「よこはま・たそがれ」など、多くのヒット曲を世に送り出していた平尾さん。その数は実に1000曲を超えており、曲の著作権を相続すれば死後50年は相続者に印税が入るため、遺産の総額は約60億円にのぼるといわれている。
「(申し立てを)やらないで後悔するより、やって後悔する道を選びました」(勇気さん)
一方、平尾さんの妻は、マスコミに宛てた文章で「私が遺産60億円を独り占めするかのような報道がなされていますが、事実に反する報道です」と回答し、勇気さんの訴えを否定している。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)



