2日、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送された。

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 「平成が終わる前に聞いてほしい! 昭和ムチャクチャ列伝SP」と題した今回の企画では、「昭和の濃い部分」をよく知るゲストとして、吉田豪、愛甲猛、安田理央、村田らむがスタジオに登場。現在では考えられない昭和ならではのムチャクチャなエピソードについてトークを展開した。

 野球評論家で元プロ野球選手の愛甲は、自身が体験したエピソードを告白。現在のプロ野球では筋肉増強剤によるドーピングが度々問題として取りざたされるが、愛甲は「全然そういう“ドーピング検査”みたいなものが何もなかった」と当時を振り返る。

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 愛甲は、米大リーグのマーク・マグワイアが飲んでいた筋肉増強剤を、ロサンゼルスの病院に勤めていた日本人の医師から取り寄せていたそうで「処方もちゃんと送ってきて。(薬を飲むと)水を1日に4リッター飲まなきゃいけない」と生々しく解説する。

 自身はカプセル状の薬をトレーニング前に1錠飲んでいたそうで「ドラゴンズ時代は95キロ体重あったんだけど、体脂肪率が11パーセントくらい」と凄まじい効果を明かし、出演者らを驚かせた。

 しかし「その“あと”が大変でしたね」と振り返った愛甲。いわく、引退後に「閉塞性動脈硬化症」という血管が固くなる病気になってしまい入院したそうで、最初に主治医に言われたのは「とりあえず筋肉を落としてくれ」というものだったという。

 太ももの筋肉などが動脈を圧迫してしまうそうで、スピードワゴン井戸田潤は「せっかくつけた筋肉が……」と唖然。愛甲は「マグワイアも心臓というか、循環器のアレ(病気)で引退する羽目になった」と、ドーピングに対する代償の大きさを語った。

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(C)AbemaTV

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