9月30日に総合格闘技界の異端児・青木真也の冠番組『AOKI AWARD』(AbemaTV)が放送。
青木が直近1ヶ月間で行われた格闘技の試合から、 独自の目線で最も興味深かった試合を選んで選手に賞を贈るという、格闘技シーンを盛り上げるために企画・創設した同アワード。第7回は<パンクラスイズム横浜道場>所属のSARAMIを選出した。
「青木真也のあ~だこ~だ」のコーナーで青木は、番組放送日に開催された『RIZIN.13』での堀口恭司対那須川天心のドリームマッチについて言及。
「俺、あんまり“キてない”んだよね」と消極的な言葉を口にすると「なんでかというと、那須川天心メチャクチャ強い人で、メチャクチャ上手な人、稀代のアスリートで。堀口選手も同じく稀代のアスリートで、そこに苦悩だったり歪んだ部分が感じられない」と持論を展開する。
熱狂する人々への理解を示しながらも、自身については「楽しみたいところがなんかこないんですよね、“ナナメ”から見れない」と、青木独自の“ナナメ目線”で観戦できないと不満を明かす。
しかし「ナナメから見させてくれない魅力があるんじゃない?」と独特な言い回しでフォローすると「いいんだよ、もう1回年末にやれば」と、2人の再戦を希望した。
また、大砂嵐対ボブ・サップの試合については「“お茶の間”じゃん。地上波コンテンツとしては大切だと思うんで、俺はあんまりクサす気はないというか、むしろそこにドキドキする」と、青木流の見解を述べた。