6日『VS 那須川天心 2nd』(AbemaTV)が放送された。1stシーズンから3か月を経て始まった、“神童”那須川天心に密着する格闘ドキュメンタリー番組だ。
9月30日に開催の『RIZIN.13』で、堀口恭司との世紀の一戦に挑み勝利した天心。試合終了後、天心の父でトレーナーの弘幸氏は「あっという間でしたね、終わってしまえば」と振り返る。
「できなかったことがいっぱいあったんですけど、それを作った中で良い経験ができたのかなって」と、試合当日までの過程にも意義があったとコメント。
2人の試合を「男同士が戦った」と表現し、様々なせめぎあいがあったとしながらも「それもひっくるめていい結末だったのかな。勝ち負けとかそういうものじゃなくてね」と総括した。
一方の天心は、スタッフが感謝を伝えると「自分は本当、堀口さんに感謝したいですよね」と笑顔を見せる。
「自分一人じゃこういうこともできないですし、やっぱり堀口さんがキックルールで受けてくれたからこそ、こういう試合ができたわけであって」と続けると「すごい、なんだろ……幸せですよね」と、試合の余韻を噛みしめていた。
「本当に闘ったんだっていう、ちょっとずつ実感が湧きますね」と、いまだ夢の中といった様子の天心は「この試合を機に、“あとの世代”に響いてくれればいいなって思います」と格闘技界の将来に思いをはせ「これからまた、スタートします」と謙虚に語っていた。