俳優の佐野勇斗本郷奏多が、12日、T・ジョイ京都で行われた京都国際映画祭・映画『凜』(2019年2月公開予定)上映に、池田克彦監督と共に登壇した。

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 高校時代を舞台にした本作とあって、司会から学生時代、さぞモテたのだろうと振られた本郷。クールな表情で「いや、全然」と否定と見せかけた本郷だったが、「人並み以上くらいじゃないですか?」と言ってみせ、会場を賑わせていた。

 本作は芥川賞作家・又吉直樹が書き下ろした舞台が、10年の時を経て奇跡の映画化を迎えた。高校2年の冬、東京から来た季節外れの転校生(本郷)と仲良く、いつもの日々を送る野田(佐野)。だが、村にある神隠しの伝説「100年に一度、村から子供が消える」に則るかのように、次々と友達が消えていき、疑いの目はやがて転校生に向けられていってしまう。

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 本郷と共にW主演を務めた佐野は、「主演をやらせていただいたことがなかったので、どういった立ち居振る舞いをしたらいいかわからなかったんですけど、事務所の大先輩である本郷さんの背中を常に現場で学ばせていただいて、何とかやり切れた思いです」と尊敬の眼差しで報告。初対面ながら、撮影期間も非常にタイトな1週間だったと言い、「濃密なスケジュールだったので、なかなか」と佐野が言えば、本郷も「すごいあっという間でしたね。頑張りました」とニヤリと笑みを交わした。

 どんな学生時代だったかという話になると、佐野は「中学生まではすごく真面目だったんですけど、高校から狂ってしまって、やんちゃしていました。危ないことはしていないですけど(笑)」と告げる。具体的には「家庭科の授業でハンバーグを作らなきゃいけないところをモンブランにしたり…冷蔵庫から生クリームをお借りしたり程度…」と、ささやかなやんちゃぶりを告白。これには本郷も、「僕もモンブラン作ればよかったな(笑)」と穏やかに対応していた。

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 そんな二人を温かい目で見つめていた池田監督。「本郷くんはこだわりも強くて、集中力もすごくあって魅力的。佐野くんは良くも悪くもこんな普通の子いるんだって。お芝居はガーッて入るけど、その辺の大学生と変わらない普通さがあって、色が違ったのでキャラクターとしても立ちました」とふたりの佇まいを絶賛し、「高校生の絆、友情を見ていただければと思います」と挨拶に代えていた。

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取材・文・写真:赤山恭子

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