11月16日(金)に全国の劇場で公開される、東野圭吾原作、堤幸彦監督で映画化された『人魚の眠る家』に出演する俳優・西島秀俊に、ジョルジオ・アルマーニが衣装協力した。
俳優・西島秀俊は、2017年にジョルジオ・アルマーニの最高峰ライン「メイド トゥ メジャー」の広告モデルに日本人で初めて起用され、2018年も引き続き広告モデルを務めている。
東野圭吾の作家デビュー30周年を記念して執筆され、累計100万部に迫る原作『人魚の眠る家』。本作は、愛するわが子が予期せぬ事故にあい、意識不明のまま回復の見込みがないという悲劇に直面する中、究極の選択にせまられる夫婦を中心に、それぞれの愛の形を描く衝撃と感涙のミステリー超大作だ。母を演じる篠原涼子、父を演じる西島秀俊以外にも、坂口健太郎、川栄李奈、松坂慶子など、世代を代表する豪華実力派キャストが出演する。
西島秀俊は、世界に前例のない技術で娘を回復させようとする一方、多くの苦悩を抱えるIT機器メーカー社長・播磨和昌を演じる。会社や自宅でのシーンをはじめ、全編において、スーツを中心とした役柄にふさわしいジョルジオ・アルマーニの衣装を着用している。彼のワードローブとして、2ボタンのダークネイビーノッチドラペル3Pスーツ、ブラックのチェスターコート、タイ、シャツなど、映画全編をカバーするバリエーションが選ばれた。
また、今回篠原と映画で初共演となる西島秀俊は、インタビューで「(篠原さんは)演技とは思えない、魂の底から生まれてくるような演技をされていて、毎シーン、一緒に演じていて圧倒されました。大変な撮影だったのですが、監督はベストのタイミングで撮ってくださるし、疲弊することなく感情的なシーンを演じることができて、すごく心強い現場でした」と答えている。
ジョルジオ・アルマーニは、1980年にアメリカン・ジゴロでリチャード・ギアの衣装を提供することで映画とのかかわりをスタートして以来、主要な映画と衣装のコラボレーションを行っている。『バットマン』シリーズ、『ザ・タキシード』『デ・ラブリー』『オーシャンズ13』『フェア・ゲーム』『ソーシャルネットワーク』『ミッション・インポッシブル:ゴーストプロトコル』『ザ・モスト・ヴァイオレント・イヤー』『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』など、アルマーニの衣装が登場する映画は数えきれないほどに及んでいる。
映画『人魚の眠る家』は、11月16日(金)から全国劇場で公開予定。
ストーリー
二人の子を持つ播磨薫子(はりま・かおるこ:篠原涼子)とIT機器メーカーを経営する夫・和昌(かずまさ:西島秀俊)。娘の小学校受験が終わったら、離婚すると約束した夫婦のもとに、突然の悲報が届く。娘の瑞穂(みずほ)がプールで溺れ、意識不明になったというのだ。回復の見込みがないわが子を生かし続けるか、死を受け入れるか。究極の選択を迫られた夫婦は、和昌の会社の最先端技術を駆使して前例のない延命治療を開始する。治療の結果、娘はただ眠っているかのように美しい姿を取り戻していくが、その姿は薫子の狂気を呼び覚まし、次第に薫子の行動はエスカレートしていく。それは果たして愛なのか、それともただの欲望なのか。過酷な運命を背負うことになった彼らの先には、衝撃の結末が待ち受けていた――。
(C)2018「人魚の眠る家」 製作委員会