前回増税時の景気への影響を踏まえ、政府が示した対策の中で注目されるのが「キャッシュレス決済」だ。背景には増税を機に社会のキャッシュレス化を推進したいという政府の思惑もあるようだ。15日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、この問題について議論した。
今回、政府が示したのはキャッシュレスで商品を購入した場合、2%のポイントが還元されるというもので、軽減税率が適用される食料品(外食や酒などを除く)もその対象になるというもの。つまり、軽減税率で消費税8%が適用される100円の商品の場合でも、実質106円で購入できることになる。ただ、中小の小売店で商品を購入した場合のみの措置で、期間も数か月程度ではないかとの見方もある。